ややダークで不穏な空気を漂わせるベースやエレクトロニクスに対して、おばあちゃんの古いピアノにインスピレーションを得たというピアノの音色、ストリングス、そして絶妙な軽やかさを醸し出すリズムトラックが、明と暗、そして軽さと重さとの間を行き来しながら、非常にバランス感覚に優れ、どこか安心感のあるダンサブルなエレクトロニカを生み出しています。熱すぎない都市の若者たちのクールなダンスミュージックと言ったところでしょうか。電車で本を読みながら聴くならこれかな。Denovaliレーベルの音楽は、じわじわ効いてきます。
マスタリングはニルス・フラーム。
◇以下レーベルサイトより
ベルリン出身グラスゴー在住の作曲家・サウンドデザイナーJohn Lemkeのデビュー作。数多くのBBCのドキュメンタリー映画の音楽を手がけていますが、本作ではピアノによるストラクチャーを中心にパーカッシヴなリズムを交えた洒脱でダンサブルなダブ・エレクトロニカを聴かせてくれています。祖母の古いピアノにインスピレーションを得て作られており、楽器として用いたキッチン用具のサンプリングとフィールドレコーディングなどを交え、ミュージック・コンクレートの要素も含んでおり、Four TetやBoards of CanadaなどのファンからHauschkaの『Salon des Amateurs』が好きだったかたまで楽しめる作品です。
マスタリングはNils Frahmが担当。
アーティスト:John Lemke
タイトル:People Do
フォーマット:輸入CD
レーベル: Denovali Records
型番:den175
発売日:2013年07月